「あの夏の日」


風が僕を誘い
気がついたらこの場所へきていた
暮れゆく夕日が
懐かしい景色をつつむよ

まだ僕は君のこと
想い出にできないでいる
遠いあの夏の日には
隣で君が笑っていたね


細い記憶の糸
辿って空へ想いを馳せる
尽きたと思っていた
一粒のしずく頬を伝う

なぜ僕は君の手を
簡単に離したのだろう
遅すぎる後悔が
心をとらえて離れない


忘れられぬ想いなら
もう少し温めていよう
僕と君が笑顔で過ごした
切ないほど愛しい あの夏の日を

いつの日にか
優しい想い出に変わるまで







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